DISCOGRAPHY
ヤマカワタカヒロ
4th
Yes, Today (Yesterday)
1. 僕のままで
詞/曲:ヤマカワタカヒロ 編曲:幡宮 航太
2. タッチ&ラン
詞/曲:ヤマカワタカヒロ 編曲:フジモトヨウヘイ
3. 記憶
詞/曲:ヤマカワタカヒロ 編曲:幡宮 航太
4. 頼らない
詞:ヤマカワタカヒロ 作編曲:フジモトヨウヘイ
5. 街路樹
詞/曲:ヤマカワタカヒロ 編曲:幡宮 航太
Artwork Painting by Kenta Watanabe
3rd
Brand-new Tomorrow
1. 夜の引き際
詞・曲:ヤマカワタカヒロ
2. ネイバーブレイバー
詞・曲:ヤマカワタカヒロ
3. 羨望症候群
詞・曲:ヤマカワタカヒロ
4. ツンデレなベイビー
詞・曲:ヤマカワタカヒロ
5. 日々の彼方
詞・曲:アオヤママコト
All Songs Arranged by フジモトヨウヘイ
Artwork Painting by Kenta Watanabe
2nd
Compass
1. Compass
詞・曲:ヤマカワタカヒロ
2. 慰めトレッキング
詞:ヤマカワタカヒロ、曲:フジモトヨウヘイ
3. 鈍色(にびいろ)
詞:ヤマカワタカヒロ、曲:フジモトヨウヘイ
4. 12月の紫陽花
詞:ヤマカワタカヒロ、曲:フジモトヨウヘイ
5. 走れ
詞・曲:フジモトヨウヘイ
★Artwork Photo by YUKI & MAYUMI
1st
the Happy Reminder
- 声
- ストーリー
- Michelle
- 水彩画
- 月影にきみの横顔
- Every
- アシタバ
- それでも僕らは
- 君が好き
- おいで、ここに。
- 叶える
All written by ヤマカワタカヒロ
【CD】※16pブックレット(歌詞カード)付
¥2,200(税込)
※ ライブ会場でご購入いただけます。
※ 振込/郵送も承ります。個別にご連絡ください。
【配信版】※音源のみ
(配信サイトごとに価格が異なります)
※ その他各種配信サイトでご利用いただけます。
the Brand-new Amsterdam
the Brand-new Amsterdam
G.ナカタニリョーマ Vo.ヤマカワタカヒロ Dr.アオヤママコト B.フジモトヨウヘイ
1st「Stairway」(2005年)
ヤマカワタカヒロとフジモトヨウヘイがacousticデュオとして活動を始めたのは、確か1999年のことだったと思う。当時はLyric farmというユニット名でスタートして、オリジナル楽曲を数曲つくっては、高円寺のガード下に通っては、弾き語りをしていた。
大学を卒業して働きながら、でも歌をつくって歌うことの楽しさを覚えてしまったヤマカワは、フジモトを自宅に呼んで、共同生活をしながら曲をつくり、ライブに出演するようになった。
もともとacousticにこだわっているわけではなく、ゆくゆくバンドになることを想定して、新たに命名したのが「the Brand-new Amsterdam」だった。
2003年から2004年にかけて、the Brand-new Amsterdamは大学のバンドサークルの先輩アオヤママコト(Dr)と、同学年のヒヌママサヲ(Ba)を迎え、4人編成のバンドになった。
ライブ活動と並行して制作していた「Stairway」を、2005年4月にリリースした。
「Stairway」は文字通り「階段」であり、これからバンドとして一歩ずつ上に登っていく意思を込めたタイトルだった。けれど、実際にはそううまくはいかない。
「Stairway」リリース後、バンドは活動を継続することが難しくなった。
作品を作った達成感もあっただろうけれど、メンバーそれぞれ、バンドに力を注ぐことが難しくなった。そして、次の作品のリリースまで、6年間の歳月が必要になる。
2nd「ソングライダー」(2011年)
2005年に「Stairway」をリリースした後、the Brand-new Amsterdam は実質的に活動休止となった。ベースのヒヌマが東京から離れたこと、メンバーそれぞれが音楽活動に時間をそれほど割けなくなったこと、など、いろんな要素が絡み合って、バンドとしては活動が止まってしまった。
5年間の空白期間を経て、ヤマカワは音楽を取り戻したいと思った。バンドとして活動が難しくとも、音源をつくって発表していくことならできる。そんな想いから、書きためていた曲を、フジモトにアレンジを依頼しながら、形にしていった。
リード曲の「グライダー」をもとに、「ソングライダー」というアルバム名をつけ、レコーディング、アレンジを進めていった途中だったと思う。
東日本大震災が起こった。
震災の影響が、この作品に直接的な影響を与えたわけではない。
けれど、間違いなく、ソングライダー以降の活動に、大きな影響を与えている。
自分に何ができるのか、自分は人生において何をしなければならないのか、何がやりたいのか。自問自答の日々が、このソングライダーから始まったように感じる。
その中で、この5曲を形にできたことは、ヤマカワにとって本当に大きなことだったし、この5曲が形になってくれたことが、the Brand-new Amsterdam 復活の契機となったということは、疑いようのない事実だと言える。
ソングライダーから、the Brand-new Amsterdam の第2章が始まった。
3rd「メトロガール」(2012年)
「ソングライダー」から始まったthe Brand-new Amsterdam 第2章。
全曲ヤマカワタカヒロ提供の前作に対して、「メトロガール」は3曲ともフジモトヨウヘイの作曲となった。「メトロガール」と「ダイエットブルース」は、タイトルと曲が先に確定しており、フジモトのイメージを受けてヤマカワが歌詞を書いた作品で、「流星トレイン」は歌詞まで含めてフジモトがすべて書き上げている。
「メトロガール」をリード曲にすることは確定していたが、「流星トレイン」をこの中に入れるか、別の作品としてリリースするかは、結構迷った。
結果として本作に入ったのは、確か、並行して制作していた4th「アンサーソング」をヤマカワ楽曲で固めることとあわせて決めたことと記憶している。
作品のモチーフ、曲調とも、他の作品に比較して明るさというかPOPさが詰まっており、フジモトサウンドの特長がよく表れているように思う。
ジャケットはメンバーによる撮影と、元ベースでアートディレクターのヒヌマのデザイン。
メトロガールに登場する「ガール」と主人公が出会う駅、というわけにいかなかったが、通勤通学の日常における貴重な貴重な一瞬のすれ違いの舞台のイメージをしっかり絵にすることができてよかった。
4th「アンサーソング」(2012年)
the Brand-new Amsterdam 4枚目の作品「アンサーソング」は、すべてヤマカワタカヒロ楽曲で構成された。それまでの作品と比べて、アコースティックギターがフィーチャーされており、より「歌」としての性格が強い作品となっている。
3曲のなかで最も古いのが「寝返り」で、記録が見つからないので定かでないが、おそらく2005年前後には原型ができていたと思われる。次に「Home」で2009年に作られた。そして、the Brand-new Amsterdam 活動再開に伴い、表題曲の「アンサーソング」が制作され、このタイミングで3曲一緒に発表された、という形である。
それぞれの楽曲の内容については各曲の解説に委ねるが、この3曲を通じては、家族とか、大切な人とか、愛情とか、そういう温かいもの、時間をかけて積み上げていくもの、そして、そのプロセスでしか味わえない大切な感情について、歌っていると思う。
目に見えないけれど確かにあるもの、形は消えたり変わってしまったりするけれど確かに心の中に残っているもの。
そういうものを、人生において、一番大切にしなきゃいけないんじゃないかって。
それが、僕の出した答え、だ。
5th「追い風、向かい風」(2013年)
5作目となった『追い風、向かい風』は、ヤマカワ・フジモト・アオヤマの3人が楽曲を提供している。
「追い風、向かい風」がヤマカワ、「Miranda」「ひとつだけ」がフジモト、「東京タワー」がアオヤマによる作品。それぞれの世界観をバンドとしてのサウンドに落とし込んでおり、これまでの作品に比べ、楽曲のバラエティが出ている。
ジャケットは「追い風、向かい風」の滑走路と、空に向かう少年のPurityを表現している。
4曲を続けて聴くことで、未来・希望・勇気・羨望・思慕・苦悩・恐怖・受容・再起・愛情・笑顔・日常…という人間の心の揺らぎを感じることができるだろう。
そしてまた、4曲の流れを通じて、朝・昼・夕・夜・夜明けの流れを感じることもできるような気がする。
繰り返すこと、繰り返しながら少しずつ前に進んでいくこと、人間として生きていくことが悪くないってこと、そんなような気持ちを持つことができたらいいなと、この作品を振り返って、今、思う。
6th「Doll」(2014年)
TBNA6作目「Doll」は、1st「Stairway」以来の全パート生楽器レコーディングで制作された。
リード曲「Doll」はフジモトヨウヘイ、「ラストノート」はヤマカワタカヒロ詞・フジモトヨウヘイ曲の共作、潮風はベースのナカタニリョーマによる作品となっている。
レコーディングにかけた時間と、アレンジに対するバンドメンバー全員の関わりの深さから、これまでの作品と比べ、メンバー個人の色よりも、バンドとしての混ざり合う色のグラデーションが表れていると思う。
ヤマカワタカヒロとしてソロで活動をするようになって、改めてこの作品を聴き直してみると、シンガーソングライターとして表現することとバンドとして表現することがこんなにも違うものであり、どちらかを選ぶことが難しいほど、それぞれに楽しさ、喜び、充実感を感じることができるのだとわかった。
この作品が、TBNAというバンドを再定義させてくれたのかもしれない。